
完璧にやろうと頑張るほど、イライラしたり、自己嫌悪…。
私って子育て向いてないのかも…
と思うこと、ありませんか?
私は母子保健の保健師経験があります。
でも、以前はいつもピリピリして、自分の子育てに余裕はありませんでした。

今は「まあいっか」と思えることも増え、少しラクな気持ちで向き合えています。
- 子育ては完璧じゃなくていい理由
- 私のやりすぎ子育て体験談
- 気持ちをラクにする3つのヒント
読み終えたら、
「まあ、こんな日もあるよね」と思える自分に近づけるはずです。
子育ては完璧じゃなくていい理由
子どもは思い通りに動かない
子育ては完璧に進むことの方が少ないです。
子どもは大人の指示通りには動きません。準備して「出かけるよ!」と言っても、「イヤ!」と全力で拒否されたり…。
子どもが思い通りにならないのは当たり前。完璧を求めなくて大丈夫。
他のママと比べると苦しくなる
「あの人は家事も育児もうまくこなしているのに、私は…」
他のママと自分を比べてしまうと、自分の「できていない」ところばかりに目がいき、苦しくなってしまいます。
「比較」するのではなく「参考」に。できそうなことを取り入れよう。
子どもを追いつめてしまう
子どもに対して完璧を求めると、子どもは無理に頑張ろうとしたり、失敗を恐れて挑戦できなくなります。
子どもは失敗を繰り返し、そこから学んで成長していくものです。
完璧主義が行き過ぎると、子どもに良くない。
ママがリラックスしていると子どもは安心する
ママが完璧にしようと無理すると、イライラや焦りが子どもにも伝わります。
ママがリラックスしている姿を見せることで、子どもは「失敗しても大丈夫」「自分らしくいていいんだ」と安心して成長できます。
まずはママが自分を大切にしよう。
【体験談】完璧主義で苦しかった私の子育て
私は、完璧主義で不器用です。
うまくいかない時、別の方法に切りかえたり、時にはあきらめることが、今でも不得意です。

歯磨きで気づいた「やりすぎ子育て」
子どもが3歳の頃、自分で歯磨きする習慣をつけさせたくて、毎日必ず子どもに歯磨きするよう声をかけていました。
でも、なかなか磨いてくれません。
あまりにしつこく言い過ぎて、子どもは自分で磨くことを嫌がるようになりました。
そんな時、同じ園のママから「うちは、まだ自分で磨かないよ」と言われ、自分がやりすぎていたと気づきました。
夫に言われても響かなかったですが、そのママから言われたことで、「まだ3歳だし、できなくて当たり前」と思えるようになりました。
完璧主義は悪いことばかりじゃない
完璧主義を全て捨てる必要はありません。
私は子どもが小さい頃から、
- 食べ終わった食器は自分で下げる
- 寝る前におもちゃを片付ける
を一緒にやってきて、今では子どもが自発的に片付ける習慣がついています。
学校帰りの荷物は放置したままですが…笑
大事なのは、完璧主義を少し「ゆるめる」柔軟さをもつこと。
完璧主義の自分を責めないでください。
次からは、完璧主義をゆるめて「まあいっか」と思えるヒントを3つお伝えします。
気持ちをラクにする3つのヒント
ゆるい子育てを知る
身近にゆるく子育てをしている人を見つけてみましょう。大事なのは、他人と比べるのではなく、参考にしてみるという気持ち。
ママ友があまりいない私は、主にネットでゆるい育児や子育ての失敗談などを発信しているブログやYouTubeを探しました。
完璧ではない日常の投稿を目にすると、「自分もこうでいいんだ」と気持ちがラクになります。
「まあいっか」と口に出してみる
「うまくいかなかった」「思い通りにならなかった」ことがあったら、その場で「まあいっか」と声に出してみましょう。
- おもちゃで散らかったままの部屋を見たとき
- 食材の買い忘れに気づいたとき
小さなことでもOK。
気持ちに余裕が生まれやすくなります。
今日できた小さなことを書き出してみる
「今日できたこと」や「自分や子どもの小さな成長」を1つ書き出してみましょう。
失敗や足りなかったことではなく、「できた」「よかった」を探すことがポイントです。
- 朝いつもより笑顔で「おはよう」と言えた
- 子どもと一緒にちょっとだけ休憩できた
- お惣菜にしたけど、家族みんなで楽しく食べられた
書くことで、自分の中に「小さなできた」が積み重なり、自信につながります。

まとめ|完璧主義をゆるめてみよう
今回は私でも実践できた、完璧主義をゆるめるヒントをご紹介しました。
「できそうかも」と思ったら、ぜひ今日から行動してみてください。
- ゆるい子育てを知る
- 「まあいっか」と口に出してみる
- できたことを書き出してみる
完璧主義は幼い頃からの性格や考え方も関わってくるため、すぐ変えられるものではありません。
私は今でも「完璧にやらなきゃ」と思うときがあります。
それでも、今日お伝えしたヒントを少しずつ習慣化することで、気持ちがラクになる瞬間が増えてくるはずです。
ママの心が軽くなると、子どもと過ごす時間も今よりもっと笑顔でいられるはずです。
今日から実践して、「まあいっか」「小さなできた」と思える瞬間を増やしていきましょう。